狂気

弱虫な僕は戦わない

負けることがわかっているから

弱虫な僕は戦わない

負ける怖さを知っているから

でも

こんな僕でも

誰かを負かすことができたなら、きっとこう言うだろう

「お前は敗者だ。勝者の踏み台にしか過ぎない」って

そしてたった一度のちいさな栄光にしがみつき

また戦わない日々を繰り返す


前に進み続ける今日の敗者は

いつか勝者を凌駕する

でも僕は、いつまで経っても敗者にもなれず

狂気の海をさまよい続ける

弱虫な僕は戦わない

勝つ事に、酔いしれていたいから

負けることを受け入れたくないから

そうして狂気の海に飲まれていく

僕は…… 狂気

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Aqua Timez 未成年 を聴いて

Aqua Timez 『未成年』を聴いていて、昔の自分に重ねてしまいました。
で、今の自分からあの頃の自分に返事。


『道』

大人たちといつもすれ違っていたあの頃
いつも大人たちの目を気にしながら、自分の居場所を探してた
そんな自分が厭で
いつか本当の自分でいられるようにと
ずっと考えていた

友と語らい

夢を追い

誰かと闘いながら

僕らは時を重ねてきた

いつからだろう、僕が大人だと言われたのは
前にひとつ足を進める度に傷つき
何かを守ろうとする度に、誰かを傷つける

大切なものがひとつ増えると
大切な何かをひとつ失う

大切なものすべてを受け入れられるだけの力は、僕には無く
その僕の目の前で、大切なものが壊れていく
何度も…何回も…
そしてそんな不甲斐なさに自分が厭になる

だから僕は子供たちに言うんだ

彼らに嫌われるような言葉を

一番になれ

社会に適応しろ

自分を捨てて、必要とされる人間になれ

そして僕よりも強くなれ

大切なものを失わない為に

いつからだろう、僕が大人だと言われたのは
いつからだろう不甲斐ない大人になってしまったのは

だからこの若き命たちに、伝えなきゃいけないんだ
だから本気でぶつかるんだ
嘘偽りの無い心で

僕が伝えるべきものを、すべて言葉にできるなら
彼らが少しでも強くなれるなら
僕は本気でぶつかるんだ

そして伝えるんだ
絶対に強くなれ
絶対に大切なものを失うんじゃない……と

あの頃の僕の……自分の姿を重ねながら……
あの頃の僕に……もっと強くなれ……と

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太陽のかけら

ぼくらは太陽のこども
ぼくらはこの明るい光の中で守られ、何の不安も無くまっすぐに伸びる

でもいつからか、暖かいはずの光は僕の身を焦がすようになった
じりじりとこの身を焼かれていても、暗闇を怖れるぼくは、光の中に居続ける

ぼくらは太陽のこども
だから太陽無しでは生きられない
だから太陽に抗うことはしない

……だから

真っ赤に燃えて、
太陽のかけらになって、
ぼくらは消えていく

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ひだまり

太陽が照らす風もない道を、僕はゆっくりと歩く。
緑に染まった木々は日差しを返してキラキラと輝き、僕を導いているかのように見えた。
足を前に出すたびに、カツンと高い音を立てる固くなった僕の足。
ぎこちない動きで不器用なリズムしか刻めないけれど、熱く焼けたアスファルトの感覚を感じないでいられるのは幸せことなのかもしれない。

……どこまで歩こうか。

……どこまで歩けるだろうか。

足の次は、僕の体の中に力を送る心臓らしい。
僕はどこまで歩けるだろう。
たったひとりでどこまで歩けるだろうか。

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こねこ

日が落ちて、孤独があふれ出すと僕の元にやってくるこねこ。
寂しさを紛らわす為に、僕のぬくもりの上に座る。

こねこの体温が伝わってきて、僕の心も安らぎを覚える

暗い闇の中。襲い来る冷たさも、今はおびえる必要もない。
ただ、この心地よさに包まれて、時を忘れるだけ……。

日が射して騒がしさが転がり始めると、こねこは僕の方を振り向きもせず、光へと駈け出した。
僕はその背中を見ていた。
ただ、じっと見送っていた。

光の中、騒がしさがはじけだした世界の中で、僕はただ孤独に耐える。
世界にさみしさがあふれ出すまで、僕はじっと孤独に耐える。

このやさしい暖かな光は、僕を孤独にする……。

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擦り減る心

大切なもの
大切なものばっかりが増えて、両手でも抱えきれないほどに増して……

こぼさぬように

壊さないように

そっと…

そうしていつの間にか、長い時の中で、僕の心は擦り減っていた
大切なもの
それだけを守るために、僕の心は擦り減っていた

……それでいいのかもしれない
僕の心は、その為にあったのかもしれない

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不安定なもの

パソコンもケータイも、電源を入れなければ何の反応も示さない。
捨ててしまおうと思えば、ほんの一瞬で消えてしまう関係……。
僕はそんな不安定なつながりの中で、やっと呼吸している。

さみしいから

不安だから

誰かに分かってもらいたくて

誰かに受け入れてもらいたくて、この不安定な存在の僕をネットの片隅に置いてくる。

この呼吸が止まるまで、僕はきっといつまでも繰り返す。
この不安定な細い糸が、僕のライフライン。
だから誰も切らないで……。

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